ニューヨーク医療従事者支援 第13回風の環コンサート


コロナ禍の中、ニューヨーク医療従事者の皆様の支援チャリティコンサートを11月5日(木)、仙台イズミティにて盛況の内に開催いたしました。



18時には続々とお客様がいらっしゃいました。入り口で検温。万が一のため、お名前、御住所、お電話番号を書いていただき、チケットはご自身でちぎっていただきました。




今回はオンライン配信も。日本国内だけでなく、アメリカやスペインからも多くの方にご視聴いただきました。


最初は、ニューヨークを拠点に活動しているバイオリニスト大曲翔(おおまがり・しょう)さん率いる「風の環室内アンサンブル」の皆さん。このアンサンブルは、ニューヨークの若手実力派の演奏家を集めて大曲さんが結成した弦楽中心の室内合奏団ですが、今回は大曲さんに日本で活躍する選りすぐりの演奏家を集めていただき日本版の「風の環室内アンサンブル」を結成し仙台に来ていただきました。




ピアノ:外川 真里さん

第2バイオリン:松本 由梨さん

ヴィオラ:福井 萌さん

チェロ:中条 誠一さん

第1バイオリン:大曲 翔さん


NPO風の環コンサート及びハポン・ハセクラ後援会は、仙台、ニューヨーク、そしてスペインのマドリッドとハポンさんの町;コリア・デル・リオを結んで様々な文化交流・国際親善活動を展開しておりますが、今日はコリア・デル・リオにいるハポン・ハセクラ協会のフアンフラン・ハポン会長よりショート・メッセージをいただいています。それをビデオで紹介させていただきたいと思います。このビデオを撮るためにハポンさん達に支倉常長像の前に集まっていただきました。


この風の環コンサートはチャリティコンサートとして皆さんにご協力いただいた寄付金は9.11同時多発テロや東日本大震災の犠牲者の子供たちの教育支援やハリケーンや台風、大洪水などの被災地の復興支援として毎年使わせていただいています。今回の第13回コンサートは新型コロナ感染患者の対応に追われているニューヨークの医療従事者、高齢者施設、警察署、消防署などに対して様々な援助活動を展開しているニューヨーク日系ライオンズクラブに対する支援金として使わせていただきたいと思っております。お客様に買っていただいたチケット代金3,000円のうち1,500円、および追加で別途ご協力いただいた義援金は彼らの活動を応援する資金として使わせていただきます。

そのニューヨークの日系ライオンズクラブの活動状況を1分あまりのビデオにまとめて送っていただきました。


ニューヨーク日系ライオンズクラブは、今年3月末からのパンデミックを受けて、いち早く手作りで、大人用、青年用、子供用の三種類のマスクを作成しニューヨーク市内の医療施設とデイケアセンターに提供する活動を続けてきました。さらに地域の財団やクラウドファンディングを通じて一万ドル以上の資金を集め、市内の13を超える病院、さらに高齢者施設、消防署、警察署などにお弁当を提供・配達するサービスを続けています。これら配達先の多くは、夜間勤務など特殊な勤務をされている方々が大勢いらっしゃるところで、他の支援機関の支援が十分行き届いていないところを中心にお弁当を届ける活動を続けているということです。


第二ステージは現在ニューヨークの第一線で活躍されている二人のオペラ歌手に登場していただきました。ソプラノの田村麻子さんは故パヴァロッティ等と共演されたり、米大リーグのナショナルズ対ヤンキース戦にて外国人歌手初のアメリカ国歌斉唱を行われた他、日本でも主要オーケストラと共演されています(www.asakotamura.com)。




バリトンの門間信樹さんもニューヨークを中心に活動されるオペラ歌手で、《椿姫》ジェルモン役、《仮面舞踏会》レナート役、ビゼー作曲オペラ《カルメン》エスカミーリョ役など数多くのオペラに出演されています。




お二人の存在感、歌声の圧は素晴らしく会場を圧倒されていました。


この風の環コンサートでは毎年ニューヨークの「風の環少年少女合唱団」と「Japan Choral Harmony, とも」という二つの合唱団がホスト役として参加しコンサートを盛り上げています。風の環少年少女合唱団はNYおよびその近郊に住む小学生・中学生で構成する約70人の日本語を話す子供たちです。毎年のこのコンサート以外にもNPO風の環コンサートやハポン・ハセクラ後援会主催の国際親善イベントにも積極的に参加しています。去年は第1回ハセクラ・カップの応援もかねてスペインのハポンさんの街コリア・デル・リオ市やトマレス市にて公演旅行を行いました。合唱団JCH「とも」は東日本大震災直後に開かれたカーネギーホールでの「みちのく復興支援コンサート」に仙台の混声合唱団「萩」が参加した時に、同時にニューヨークで結成された合唱団です。2014年にはセビージャで合唱団「萩」と合流し、世界遺産アルカサル宮殿での合唱祭に参加しました。2017年にも400年前の支倉常長の足跡をたどって、スペインのコリア・デル・リオそしてイタリアのチビタベッキアへの公演旅行を行いました。今回はビデオで参加いただきました。

「風の環少年少女合唱団」で“ありがとうの花”、




「JCH合唱団とも」で“いのちの歌”






後半の最初は地元仙台出身・ボストン在住のジャズ作曲家でピアニストの秩父英里(ちちぶ えり)さんに登場していただきました。秩父さんは仙台二高から東北大に進学。名門バークリー音楽大学を卒業後、「ASCAPハーブアルパート・ヤングジャズ作曲家賞」などアメリカの権威あるジャズ部門で日本人初のトリプル受賞を果たすという快挙を成し遂げ、今アメリカでも大変注目されているアーティストです。

今日は、秩父さんに自身のオリジナル曲「Blackberry Winter」、そしてビリージョエルの「New York State of Mind」を秩父さんの編曲で演奏していただきます。今回のコンサートのテーマが「ニューヨークの風」ということで、主宰者側より是非この曲を秩父さん流にアレンジして演奏してほしいと無理にお願いしたものです。ビリージョエルの名曲が秩父さんの手で生まれ変わりました。 

デュオを組んでいただくのはサックス奏者の松丸契(まつまる・けい)さんです。

松丸さんは3歳から高校卒業までパプアニューギニアで育ち、2018年バークリー音楽大学を首席で卒業するという異色の経歴を持つ将来有望なサックス奏者です。この演奏会のために秩父さんとデュオを組んでいただきました。




最後のステージは、ソプラノの田村麻子さん、バリトンの門間信樹さんに再び登場していただき、合唱団「萩」/東北大学男声合唱団OBの有志の皆さん(蛇口さん、元吉さん、赤崎さん、境田さん、庄司さん、末光さん、小暮さん、小川さん)と、アメリカのクラシック音楽を語る時に外せない、やはりガーシュインの「ポギーとベス」からよく親しまれている4曲をメドレーでお聴きいただきました。





ソーシャルディスタンスのため178席という限られた席数でしたが、ほぼ満席で大変多くの方にお越し頂きました。ありがとうございました。







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